
回転率を重視した仕入れ
2020/03/13
どうもこんにちは、もりもとらです。
今回は回転率と利益率についての話をしていきたいと思います。
今回の話は資金面とも大きくかかわりを持ってきます。
極論を言ってしまえば無限の資金を持っているならば利益が取れる商品はすべて買うことが出来ます。
しかし、すべての人は資金に限りがあり自分なりの回転率と利益率に対するバランスを持っているわけです。
では、回転率と利益率どちらを優先させていくべきでしょうか?
回転率>利益率
回転率のほうが利益率より重要だというのは間違いないです。
どれだけ利益率が高くても売れなくては全く意味がありません。
資金が少ない方は
回転率
を特に意識した仕入れをしてください。
では、回転の期間はどのくらいの長さを意識すればいいでしょうか?
ここは人によってまちまちだと思います。
もりもとら は1か月で回転出来る在庫を揃えるのが仕入れの基準もそこまで厳しくなくいいのかなと思いますが、資金のない人は2週間をお勧めします。
では、何故2週間なのでしょうか?
それはAmazonの入金が大体2週間くらいだからです。
理想の流れ
せどりでの理想的な流れは
購入→発送→販売→入金
の一連の流れを2週間で完璧に行えることです(在庫なしの状態)。
そうすることで仕入れのお金と入金のお金がうまく回りどんどんお金を増やすことが出来ます。
単純に月商100万円、利益率20%で上の流れを始めると
1か月目 100×1.2×1.2=144万
2か月目 144万×1.2×1.2=207万
3か月目 207万×1.2×1.2=298万
4か月目 298万×1.2×1.2=429万
5か月目 429万×1.2×1.2=708万
6か月目 708万×1.2×1.2=1020万
というように僅か半年で1000万円を超えることが可能となります。
現実的にはこんなに良質な商品を何百万円分も仕入れることが出来ないのでこのように資金が増えるのは難しいですが、この流れに近づけるように仕入れをしていくことを意識しましょう。
利益率は無視していいのか?
こうなると回転率が良いものは薄利でも仕入れていいのかという考えになると思います。
資金が少ない方や始めたての方はそれでほぼ間違っていません。
売れない商品を仕入れるよりは薄利の商品を何度も仕入れて売っていくほうが仕入れの実力がつきますし、お金も確実に増えます。そして、精神安定上もいいです。
ただ、薄利と言っても利益率5%などの商品を取っていると慣れないうちは雑費などの経費で結局赤字となってしまうこともあるので利益率10%以上を取っていくのが良いと思います。
若干利益率を軽視しがちな感じがありますが、売れないよりは百億倍ましなので
薄利は利益率10%以上
これを基準に行っていくのが良いのではないでしょうか。
利益額は重要である
利益率10%以上を基準にするのが良いという話を書きましたが例外があります。
それは新品かつ利益額が高い時です。
新品と限定するのは返品が効くからです。中古品でも保証期間が長く回転が良いものはこれに当てはまります。薄利を取るときのリスクヘッジとなります。
そして、利益額の高さはとても重要になります。利益率というのはあくまで割合であっていくら利益率が高くても商品単価が安ければ純利益は少ないものになるからです。
利益率が高くても純利益が少ないものに本せどりがあります。
本せどりは高利益率、高回転となりますが実際の利益というのは少ないものとなります。それは商品単価が低いため売り上げが大きくなりづらいからです。
逆に、利益額を優先するものに新品せどりがあります。
保証書などで返品が効きやすく、薄利多売が基本となるため利益額を重視した仕入れを行います。そのため、新品せどりをやっている人は月商が高くなりがちです。
どちらが良いというものでもないので自分のスタイル、ジャンルに合わせて10%以下を取るかどうかは決めていきましょう。
回転率って何を基準にすればいいの?
これはよくランキングでの目安で言われてます。
~だったら何万位までは仕入れる
などといったような奴です。
しかし、もりもとら としてはグラフの形で覚えたほうが良いかなと思います。
結局ランキングって目安でしかないので月に何回売れてるかどうかとかは全てグラフから見ますしね。
こういうグラフは高回転のグラフです。
最安付近で置いとけば1週間以内には売れるグラフです。
こちらは先ほどのよりは大分落ちますが悪くないグラフです。
これぐらいの折れ方だったら利益率10%まではとってもいいのかなと思います。
大体2週間あればほぼ売れるグラフとなります。
こちらは大体商品がはけるのに1か月ぐらいかかるグラフですね。
これぐらいだったら利益率は20%は欲しくなります。
ちなみに、もりもとら は中古家電をやっているのでこのグラフの形の商品を良く仕入れます。
これ以外にも多くのグラフの形がありますが、大体これぐらいグラフに折れがあれば仕入れても問題ないというグラフを見せました。
これ以上折れが少ないのはまた別の話になってきますので似たような折れのグラフの商品が売れたら紹介したいと思います。
今回は回転率と利益率のお話をしましたが、この話はこんな単純に語り切れないほどの話です。今後も機会があれば触れていきたいと思います。
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